あまり怖くないし、量も少ないかもしれないがご了承
夏休みに学校の行事が入ってるのは面倒だったけど、友人たちと一緒に過ごせるのはなかなかに楽しみだった
そんなこんなでキャンプ当日になったわけで、みんな奇妙な噂とかを抜きにして興奮してたというかなんかテンションが高かった。
そしてみんなが期待してるキャンプについたら早速荷物を自分たちが泊まる建物に入れたんだけど(自分たちが泊まる建物はちっさい木でできた家、1つの建物に五人一組の班が泊まる)一個だけ近くにあるのに使われない建物があった。
自分たちはある場所(愛知か三重、岐阜の何処かだった。友人に聞けば多分場所は詳しく分かると思う)にキャンプしに行くのだが、そこで何年か前に自分たちと同じようにキャンプしに来た生徒が自殺したらしいのだ。
この噂にみんな半信半疑で(理由は教師がそんな場所を選ぶのか疑問だったため)全面的に信じてる人は少なかった。
ただこの年頃のガキはそういったオカルト系は大好物で楽しみにしてた者は結構多かった。
やっぱりみんな中が気になるからドアに手をかけても全く開く気配はない、仕方ないから建物の周りを探索したわけ。
そしたら誰かがアーーって叫んだ。
何かあったのかと思って叫んだやつの近くに集まって何があったか聞くと。
そいつが言うにはは窓を外から覗いたらお札?的なのが見えたらしい。
それでみんな気になって窓を覗いたけどカーテンが閉まっていて中なんか見ることができない。
だからそいつに嘘ついてんじゃねえぞって問い詰めても、嘘じゃない見えたんだって言って結局意見を変えなかった。
それでみんな萎えたのか知らないけど何となく解散することになった。
でも自分はその場に残った、理由は単純、オカルト系が好きだったからなんだけど。
そのまま自分は探索とかしてたわけだけど、ふと建物の壁をジッと見つめてたらなんか文字が書いてあんなと思ったわけ。
でよーく見てみると「呪」て一言だけ書かれてた
よく見たら「呪」は書かれてるんじゃなくて拭われてできてるなって(自分たちがキャンプした場所は森の中だったから建物の壁には汚れが付いていて、それを誰かが拭ってやったんだなって思ったわけ)
今思うと何故なのかわからないけどなんか幽霊のせいじゃないと思えた。
誰かがそれで大騒ぎしてもアレだからその文字は手で擦って消した。
でも育ち盛りな中学生が寝ろと言われて寝るか?モチロン自分たちの班は夜寝る事なんてしなかった。
ただ1つ問題があった。教師が一回生徒が寝たか確認してくるのだ。そしてその確認のためにドアの近くについてる小窓の鍵を開けた状態にしなくちゃいけない。
だから一回教師が回ってくるまでは大人しくして、何処か行ったら遊び倒そうって事になった。
そしてすぐに閉まると砂利の足音が遠くなってライトもすぐに消えた。
教師が回り終えた、そう思うとみんなすぐに飛び起き、本来持って来てはいけないデュエマのカードを出して遊ぼうとした。
一人班の人が恐る恐る小窓を開け外を確認してもそばには誰もいない。
だけどライトは着いたまんま。
結局その日は遊び倒すことはできなかった。
でもそれは最終日の夜まで続いた。
3泊4日ぐらいだったかな?
ただ自分たちが全く呼ばれない。自分たちより遅く来た班にも負けるくらい。
みんなでイライラしながら待ってたら、教師がやっとやって来た。
でもなんかイライラした感じだったからなんか不安になって忘れ物でもあったかと思った、だけど。
「カギ掛けるなって言っただろ!」
帰る前に建物を教師が自分たちの忘れ物がないかをチェックするんだけど、自分たちは荷物を全部出して建物の鍵は開け、中にカギを置いて、生徒が集まる場所で教師の許可がでるまで待たなくちゃいけなかった。
「カギ掛けるなって言っただろ!」
予想外の発言に自分たちはびっくりした。
てっきり忘れ物でもあったかと思ってたのに、カギのこととは全く思わなかった。
でその時はうっかりカギを持ってきちゃって掛けたのかと思って、多分班長もそう思ってかカギを誰が持ってるか聞いてきた。
でも誰もカギなんか持ってない。
で自分たちの泊まってた玄関前に行ったんだけどホントにドアが開かない。
で、みんなこんなオカルトチックな事なんてなかなか体験しないから、ちょっと期待していて、そんな中教師がカギを開け扉を開いた。
「なんだコレ?」
こう言ったのは自分たち生徒か教師だったかは覚えてはない。
ただあの場にいた全員がそう思った筈。
部屋の中にはカギはあった、コレでとりあえず自分たちがカギをかけてないことは証明できた。
ここでコレを見てるみんなに想像しやすいように泊まってた建物を半分にして横から見た図を描いた。
真ん中の四角は洗濯物を干す木が横にぶっ刺さってる感じと思っててくれればいい。
sssp://o.8ch.net/18vs4.png
あの下手くそな絵に書いてある洗濯物干しの木に長いツタが掛かってた。
でカギってだいたい上の方に紐を通せる穴があるじゃん。
その穴にツタが無理やりねじ込まれてて、うまいこと言葉で説明できないからオカルトチックに表現するとカギがツタで首を吊ってる感じ?
うまく説明できた気がしないけどこんな事になってた。
唖然としてた教師が我に帰ったのか自分たちの方を振り向く。
説明して欲しかったのかもしれないけど、自分たちがやったわけじゃないし意味も分からなかったからただ首を横に振ってた。
それで結局キャンプは終わった。
別にその後誰かが呪われたとかはない。
強いて言うなら自分が同じような夢をよく見るようになったぐらい。
夢ってちゃんと覚えておこうと思わないとすぐに忘れちゃって、詳しくは思い出せない。
けど週に1か2回は見てるような気がするから、明日見れたら書こうと思う。夢日記というやつだ。
でもなんとなく泊まってた部屋と同じような雰囲気だった気がする、あとちょっと息苦しい感じ?
>>43
風呂入ってたら何かが落ちる音がして洗面台覗いたら奥に入ってたワックスだけが落ちてたりとか、風呂の天井にある蓋?が半開きになってた筈なのにちょっと寝てた間に完全に閉じてたとかはあるけど、それはキャンプ前からあったし関係はないかな?

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引用元:中学のキャンプでの話

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